橋田壽嘉子 安楽死 スイス


【人気、有名脚本家の引退】

橋田寿嘉子

2015年、半世紀走り続けた脚本家橋田寿嘉子さんがついに足を止めました。

 

90歳になり、自分の死後に皆さんにご迷惑をかけないようにと“終活”を始めたそうです。

蔵書はすべて図書館に寄付し、熱海市の図書館に蔵書をほとんど寄贈。

 

過去のドラマ資料は、すべて捨て、メガネは発展途上国に寄付し、ハンドバックもリサイクルショップに売ったそうです。

『立つ鳥跡を濁さず』で、「私は天涯孤独で、後継ぎもいませんので」とおっしゃってみえました。

亡き夫の元TBSプロデューサ―の岩崎嘉一氏の遺言で

「“不倫”と“コロシ”だけは書くな」と書いてあったそうです。

橋田寿嘉子さんと言えば橋田ファミリーが有名です。

橋田寿嘉子3

森光子さん、赤木春恵さん、山岡久乃さん、泉ピン子さん

など何名か気心のしれた仲間を重用されてみえました。

長年の相棒、石井ふく子プロデューサーはこうおっしゃっていたそうです。

「見ていると疲れてしまいますね。役者の個性もなくなったし。

今は視聴“率”か視聴“質”かというと、率ばかり気にするから。」時代の風潮と言えるものでしょうか…。

橋田寿嘉子さんと言えばホームドラマ。

『渡る世間は鬼ばかり』、『なるようになるさ』

二つの作品の間の期間はあきますが、それぞれの視聴率が出ています。

『渡る世間は鬼ばかり』最終回は12.5%。

『なるようになるさ』シリーズ1の最高視聴率は15%を超えたそうです。

しかし、シリーズ2の平均視聴率は7.3%と転落…。

現在のテレビ状況を考えれば決してすごい低いわけではありませんが、橋田寿嘉子さんは落胆したそうです。

 

「ホームドラマが生きられない今のテレビドラマを見ていて書きたいと思わなくなりましたね」

と創作意欲がわかないと明かし、

「私の時代じゃないなっていう気はしますね」とポツリつぶやいたそうです。

なるようになるさ

「家族」をテーマにしたドラマを得意としてきた橋田寿嘉子さんですが、

「ミステリーと、どこ見ても不倫みたいな感じとか。何でもないホームドラマが

生きられない時代になったって思うんですよね。だったらもうやめてもいいなって気がする」

今のテレビ視聴者にはホームドラマは流行らないと分析し、絶筆されました。

 

 

たしかに、近年流行ったドラマといえば「昼顔」のような不倫ドラマや

 

湊かなえ、東川驚哉、東野圭吾といったミステリー作家原作のドラマばかりです。

現代社会で「家族」をモチーフとした,ホームドラマが流行らなくなったことを

自ら察知し、去り際もすみやかで、有終の美を飾った

脚本家橋田寿嘉子さんに盛大な拍手を届けたいですね。

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【まとめ】

・自らの意思と夫の遺言を忠実に守ったこと。

・湊かなえさん、東野圭吾さんのヒット作品がブレイクし続けるのか?

そして現代社会がどう推移するか注目です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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